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屋上の利用、屋上庭園を行うために

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今若い人に人気になってきている屋上庭園ですが、良い面と悪い面があります。

30代の人達より年配の建て主にとって木造住宅の屋上にスペースを確保するというのはまだ抵抗感があります。その主な理由は防水とメンテナンスコストにあるのかも知れません。

屋根はそもそも植物を育てたり(屋上緑化)、機械(太陽光発電パネル)を載せたりすることを前提として設計はされていません。従って当然ですが、屋上を設けるということはそれなりの防水対策や重さに耐える部材の検討をしておく必要があります。

屋上利用にあたってなんといっても問題点は防水工事です。2009年度住宅・リフォーム紛争支援に寄せられた不具合に関する相談は全部で4728件でした。そのうち15.2%が雨漏りです。特に戸建住宅での割合が高く、第一位は屋根からの雨漏りです。

つまり、このあたりをきちんと施工計画を立てておかないとお互いにクレームになってしまう箇所なのです。さらに、防水の保証は10年です。10年に一度はメンテナンスが必要になってくることも理解しておいてください。

しかし、憧れの屋上庭園、チャレンジしてみる価値は十分にあります。

屋上庭園の家づくりを検討されている方は

ASTORY 1級建築士事務所にご相談ください。

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