ユニバーサルデザインってご存知ですか？

住宅デザインにおいて近年よく見かけるようになった言葉に『ユニバーサルデザイン』というものがあります。

この概念は元々アメリカのノースカロライナ大学の大学教授ロナルド・メイスによって提唱されたもので、現在では住宅デザインをはじめ、公共交通機関や企業が製造する製品のデザイン、サービス分野など様々な分野で取り入れられています。

 

この概念はバリアフリーと似ているように見えますが、バリアフリーが主に障がい者や高齢者を考慮した環境やデザインのことを指すのに対し、ユニバーサルデザインは障がい者や高齢者にとって使いやすいだけでなく、小さな子供から普通の大人まであらゆる人にとって使いやすい環境やデザインを目指すのが特徴です。

 

こうしたユニバーサルデザインを取り入れた住宅では、誰もが快適に暮らせる環境となるように住宅が設計されており、これによって住宅を購入した時点だけでなく、その後の子供の誕生や親世代との同居といった様々な生活環境の移り変わりにも対応できるなど、長い期間にわたって家族みんなが笑顔で暮らせる住宅といえるでしょう。

 

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